豪雨災害/今こそ、広範囲を最速対策できる無足場アンカー工法を土石流対策に活かす時です。
被災地に残された巨石は何処から?毎年繰り返される河川氾濫も、砂防ダムによる対策が原因でした。
★CPDS 全国土木施工管理技士会連合会(CPD&CPDS)の継続学習制度に法面工法で唯一、教科書として登録
★NETIS-VE 国交省新技術登録制度最高認定/最速登録・・・今後、調査不要との技術確定認定

 土石流対策を検証 無足場アンカー工法よる土石流先進対策 鉄筋ー工の最適工法、広く土砂災害に活用でき、二重管削
 Slope Drive method of construction by Wire operation

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以下に他工法の問題点を記載  以下のような不正をいつまで許すのですか? 恥ずかしい・・・日本人の技術・誇りにかけて撲滅しましょう
 各不正施工を解説/
不正施工の対策検証軽量機の足場数量不正
 強度不足グラウト充填品質 自穿孔検証  
吊り台車の限界
クライミング削孔削孔要素不備インバーターチゼル 
 ケーシング削孔の詭弁 真実の削孔比較
| 二重管偽装
拡径ビットでは二重管不可 /不正二重管証明動画を暴く

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★土石流対策検証ポイント
第一章 災害実態/対策より発生数が多くて解決できないジレンマ
第二章 発生後対策/砂防ダム/対策効果・実験結果と問題点
第三章 発生域対策/グランドアンカー・鉄筋挿入工/対策効果と問題点
第四章 
直接原因対策/集排水ボーリング/対策効果と費用対効果
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第一章

 災害実態/対策より発生数が多くて解決できないジレンマ

  原因は、発生原因域に対策が出来ない既存工法でした。


   ※土石流危険渓流及び急傾斜地崩壊危険箇所に関する調査結果の公表
   
   現状の災害発生件数について・・・【国交省/国土保全2015.3.28発表】


前回の調査結果と比較すると、「土石流危険渓流(人家5戸以上等)」は約1万渓流増加し、

 「急傾斜地崩壊危険箇所(人家5戸以上等)」は約2万7千箇所増加しています。

【土石流危険渓流(人家5戸以上等)】
  平成5年・・・・79,318渓流
  平成15年・・・・89,518渓流

【急傾斜地崩壊危険箇所(人家5戸以上等)】
  平成9年・・・・86,651渓流
  平成15年・・・113,557箇所

なお、主な増加要因は次のとおりです。


都市周辺部への市街地の拡大により、都市近郊の山麓部や扇状地等に住宅等が新規に立地したこと。

危険箇所や被害想定区域の考え方等(災害弱者関連施設を公共施設に取り込んだこと、火山地域の
被害想定区域の地形の傾斜度の変更等)について一部見直したこと。

   

今回、人家5戸未満の範囲も調査の対象に加え、調査した結果、「土石流危険渓流等」は
  
全国で約18万渓流、「急傾斜地 崩壊危険箇所等」は全国で約33万箇所と判明しました。


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第二章
発生後対策/砂防ダム/対策効果・実験結果と問題点


 ※土石流の発生原因と問題点     参考文献・・・土石流が砂防ダムを超えた
 

原因としては、短時間での急激な降雨などにより土中にしみ込んだ水分が十分に排水されない。
つまり、滞水地点の土中水圧が上がり斜面が膨張して限界点に達した時に爆発的に吐出し、
周辺域とともに土石流となって高速で流下します。
また、新たな問題は
2014年の長野県南木曽町梨子沢土石流災害の定点カメラ画像で実証されたように、
災害対策として設置した砂防ダムは、流下速度の速い体積が大きい間伐材や自然の枯れ木によって3秒で
埋まりました。背景には予算の少ない森林整備にて
、持ち帰れず現地に静置されていた間伐材などが
河川に流下して、土石等とともに砂防ダムを短時間で満杯にして
機能を消失させました。
新設時の砂防ダムの機能が、通常時の堆積により満杯となり機能を消失する砂防ダムの問題は無視できません

※早期対策が重要/2014.8.20に発生した広島県土石流災害の応急対策として

 施工の早いワイヤーネット工が仮設施工されました。




       
設置直後                    1年後/土石流の補足状態

※わずか一年で、これだけの土石が補足されています。これは、平均的な砂防ダム

 14m級(建設費約6億円)より大きな20mのワイヤーネット工での土石流対策効果を

 確認できます。 しかし、注目すべきは早期に埋まってしまった現実を問題視する

 必要があります。ほぼ満砂状態でも耐えているので、仮設の成果が認められますが

 問題は一年で満砂した事により消失したダム機能と次回に対する備えをどうするか

 という事です。それには復旧浚渫⇔満砂という永遠の連鎖が必要となりますが、

 予算が限られる中、実際には増え続ける他の危険地域の対策が優先され、機能回復

 工事は現実的には、ほぼ実施されていないのが現実です。

 つまり、費用対効果の観点では堰き止めるという対策方法は限界・・・という事実です。


   やはり、現実的な解決法を考慮すると
・・・土石流を発生させない対策が必要です
 
   現在、性能面で現実的に無足場アンカー工法だけが可能ですが、高所の原因域を

   一般に実績のある抑止対策や排水ボーリングで安定させ、発生原因を排除すれば

   可能です。事後対策より
事前予防対策(予防治山)経済的で重要なのです・・・
 
   

   現状の対策?下流域の砂防ダムで土石をせき止める?・・・満砂で効果消失

   やはり、発生域の原因層に対処する排水ボーリングが有効と思われます

 
 
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             【土石流発生実験/堆積土石が被害の原因】

         ※発生再現/上流域に土石として砂利を置き、水を流す
    
捕捉/川の蛇行もなくした方が効果的なので対策概要として製作されています。




    実験映像は埋まっていない新設ダムなので ・・・  実験映像 除石して水だけにする効果は絶大


     1.CEが現状の最善策とされている砂防ダムの対策理論ですが、Eのように

     満杯となっている状態では、次の土石流ではダムを飛び越えて十分に機能せず

     A〜Bのように被害が発生します/下記 
満砂の砂防ダム 映像参照。 

     つまり、新設時には効果があるが、災害発生までの期間における土石の

     通常自然流下によりダムが埋まり効果が早期に消失する現状があります。


        中央に満杯状態の砂防ダムがありますが  ・・・ 満砂の砂防ダム効果?  効果が消失しています

   2.満杯土石を浚渫する対策は、他の危険地域も遅れている現状では事実上、出来ない。

     また、多くの事例では、新設ダムでは土石流が無くても台風などでの崩壊土石により

     自然流下して早期に満杯となってしまうのが現実。つまり、実際に発生した時には

     日常の堆積により対策効果が消失されているのが現実です。


 
   3.近年(2017〜)になって、国交省(東北地方整備局など)の先進の取り組み/試行として

     既設砂防ダムを切開し、スリットダム(透過型)を併設する工事を発注しています。

     
     

  4.最近の河川氾濫も、砂防ダムに頼る治山対策が一因でした。

    最近、下流部で河川氾濫による災害が多くなっています。増水して土手を乗り越した?

    違います。それでは、被災後に街に残された多数の数トン級岩石の謎が残ります。

    正解は、またしても砂防ダムです。土石流で加速された岩石が砂防ダムを乗り越え

    河川を下り、湾曲部で土手を守る護岸コンクリートブロックに衝突して破壊します。

    その後、土手本体は土砂なので簡単に洗堀されて決壊します。街に残された巨石は、

    山から運ばれたものだったのです。既得権者(地元建設業者など)の為に守られた

    愚策/砂防ダムによる人災と言えば被災者があまりに気の毒ですが、やはり土石流の

    発生源である高所山腹域を安定させて巨石や土砂を崩壊させず河川に供給させない、

    土石流を発生させない対策が、未来の日本の為に必至です。


   ★砂防ダムも、欠点がかなり改善され、満砂による性能低下解消が期待されるが

    土石流後の停留物除去や日常に河川に流入する間伐流木も多いので撤去などの

    維持管理が永久に必要となり、これでも砂防ダムでは多くの問題が残ります。
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第三章
発生域対策/グランドアンカー・排水ボーリング/効果と問題点


   【危険地域土石を固結維持させることで抑止する対策】

   ●無足場アンカー工法では、上流域の土石発生部斜面を集排水ボーリングや
    
    補強土工(既に実績豊富で確立されている工法だが、従来、上流域では不能)

    により不安定斜面の含水圧を低下させ、上部域の崩落土石を発生させない事で

    土石の堆積を無くし、土石流自体を発生させない方法を提唱しています。

 
   試算では砂防ダムに比較して経済性で-50%以下、対策速度も3倍(さらに複数台施工により

    数倍の施工進捗)以上の短期で可能
であり、土石流対策の問題解決方法です
 

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【堆積土石の維持や畜水層から排水すると対策効果抜群】

    

        


 【 土石流対策の現状と無足場アンカー工法による提唱対策 

1. 潜在的な問題

@気象や重力により山腹の崩壊を完全に無くす事は出来ない

A斜面安定抑止工として有効な鉄筋挿入工や集排水ボーリング工は、大規模足場仮設・
 大型削孔機械など高重量、大量資材、クレーンの設置困難等の理由から上流域
 (土石流発生域)での施工が極めて困難


2.直接原因

B豪雨などにより上流域斜面の含水圧が急激に上がり、不安定となり一挙に
 爆発崩壊、激流となり土石流災害を引き起こす

C通常時に斜面より崩落した土石や流木が上流域に堆積して、土石流の被害を
 引き起こす原因となっている

D近年、林業不況から管理されない森林が多くなり根張りが弱く間伐されない
 倒木など山腹荒廃が目立っているが間伐された木々も現地に静置されるので
 豪雨や崩落により河川に流入している

E現状は下流で待ち受け土石を堰き止める砂防ダム対策がとられているが、
 上流崩落土石や間伐材の流下によりダムが早期に埋まり、肝心な災害時での
 ダム機能を消失させている事例も多い


F砂防ダムは山の土石による栄養素の河川、海への供給が遮断されるので生態系の破壊を
 起こし、砂利や砂の建設用材の不足、海への砂が供給されない事などから海岸線が浸食
 され護岸工事増の原因となっている


図1.河川への流入木が土石より早く砂防ダムを瞬時に埋める ・・・ 

間伐材が瞬時に砂防ダムを埋める動画 梨子沢/土石流・・・だから、森林整備は重要です。

3.問題に対する対策

G高所施工・集排水ボーリング・複数台施工など対策工法として必要な工法性能を有する
 無足場アンカー工法により、B、Cの土石流の主要原因を排除する

H上流域への移動に設置する設備が小規模・軽量なので使用できる作業用モノレールを
 使用して流木回収などD、Eを解決する

I砂防ダムを透過型にする事でE、Fを解決する

4.対策により予想される成果

1.土石流災害の原因である堆積土石の減少や流下木・堆積木の減量により河川に沿った
 流下水だけに近づくので先の実験結果からも深刻な災害が減少すると予想される                                

 2.直接原因域に対策できる事により堰き止める必要が無いので自然回復がなり、
  特に維持管理しなくても生態系回復、建設用材不足、護岸工事増加などが減少し
  自然発生的に回復する




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   ※グランドアンカー工の説明
  
   切土補強土工ように滑り力を待ち受けて利用して固結層を形成し、地滑りを抑止するのは

   浅い表層部分(〜5m迄)で効果のある工法です。移動層が深い深層部分までを固結させる

   のはグランドアンカー工となります。

   概要例として移動層〜15m+固結層5m程度の削孔を行い、孔先から高圧噴射で固結層に

   根入れを造成して孔元から数十トンのジャッキ圧力で移動層をあらかじめ締め固め、滑りを抑止

   する工法です。

  ※それ以上に深い移動層に対する施工=土石流対策
  
   造山活動による土砂押出し滑りに対してグランドアンカーによる土砂壁による抑止ではなく、

   もう一つのすべり要因である深層域の蓄留水を原因とした土石流などの対策として排水で抑止

   する第四章の集排水ボーリングが効果的です


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第四章
直接原因対策/集排水ボーリング/対策効果と費用対効果

  ●集排水ボーリングについては、別サイトにまとめてありますので右をクリック 
排水ボーリング
      
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