軽量機による不正な削孔工法が氾濫してますが、やはり二重管削孔は、大型機が全採用しているロータリーパーカッション方式だけです
★CPDS 全国土木施工管理技士会連合会(CPD&CPDS)の継続学習制度に法面工法で唯一、教科書として登録
★NETIS-VE 国交省新技術登録制度最高認定/最速登録・・・今後、調査不要との技術確定認定


 無足場アンカー工法/ 二重・単管削孔の品質性能

 Slope Drive method of construction by Wire operation
 
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以下に他工法の問題点を記載  以下のような不正をいつまで許すのですか? 恥ずかしい・・・日本人の技術・誇りにかけて撲滅しましょう
 各不正施工を解説/
不正施工の対策検証軽量機の足場数量不正
 強度不足グラウト充填品質 自穿孔検証  
吊り台車の限界
クライミング削孔削孔要素不備インバーターチゼル 
 ケーシング削孔の詭弁 真実の削孔比較 
| 二重管偽装
拡径ビットでは二重管不可 /SD工法による不正二重管証明動画を暴く


 ※単管削孔は、削孔孔が落盤しない "孔壁が自立する"固結した地盤である事が前提条件の施工です
  本来、土砂災害が懸念される現場は、砂質・礫質土など削孔孔が落盤する "孔壁が自立しない"緩い
  土質地盤を対象として対策するものと思われるので、活用機会が少ない施工と思われます。
  しかし、現実は二重管削孔のような高度な施工は困難で経済性が低い為、発注者により単管削孔に
  変更され意味のない強度不足施工が多く施されています。未来の為に直ちに是正してほしいものです

  
二重管削孔は、災害が懸念される削孔後に落盤する緩い土質を施工する為、外管と内管の2本で
  削孔し、削孔後に外管を残しながら落盤から保護し、内管だけを抜いて、鋼材挿入・グラウト注入を
  完了し、最後に外管を抜く、造成したアンカー体の強度品質を確保するための施工方法です。
  しかし、地中で行う作業なので二重管を偽装して見せかけるような不正施工が横行しています。
  これは採用しているコンサルが不正工法を見抜けない為なので、未来の日本の為にしっかり学習して
  不正工法を駆除していただきたいと思います。
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   二重管削孔(左列)/"孔壁が自立しない"=削孔後、孔内が落盤する土質の施工
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※ NEXCO設計施工要領の二重管 ”削孔完了後、ケーシングを抜かずに注入する”は図の意味です

※ 同じく同要領の” 注入と同等程度のグラウト排出量を確認する”は、ドブ漬け注入以外、出来ない


 
無足場アンカー工法の技術1/動力構成を変えて、小型機で完全二重管に成功

 ※下記の二重管削孔は、自穿孔、ダウンザホールハンマー+ケーシング削孔、部分二重管等の

  不確実な削孔方式ではなく、大型機と同じロータリーパーカッション方式の完全二重管です。


   これは、大型ボーリング機以外では、唯一、無足場アンカー工法だけが可能です


  1号機/削孔径 65㎜迄/単 管     削孔長3m迄。

  2号機/削孔径 90㎜迄/二重管      削孔長5m迄

  4~5号機/削孔径115㎜迄/二重管  基本、削孔長20m迄

※5号機は巨石落盤が特に激しい稀な現場用に開発しています。大型ボーリング機比較で
 引抜力30m級、打撃60m級、回転30m級の性能ですが、最大削孔長20mとしているので
 無足場アンカー工法施工範囲では、十分な性能です。 詳細な比較表確認・・・
 リンク

 
 削孔機性能表
形式
単位
無足場アンカー
1号機
無足場アンカ-
2号機
無足場アンカ-
4~5号機
標準削孔径
45~90
90
90~115
標準削孔長
単管5
二重管~7 
二重管~20
打撃数 bpm
2250/空圧
1600/空圧
1600/空圧又はダウンザW打撃
回転機構  
ライフルバー/空圧
油圧7.4kw×2倍
油圧14.8kw×2倍+増設タイプ
回転トルク N-m
56
981
1962~2740
打撃力
100
304
最大363~550
引抜力  kN  3.3  3.3   17.7
削孔機
重  量
153
280
340

 大型ロータリーパーカッション機-削孔長30m級性能以上(回転トルク2940N-m、打撃力294J、引抜力21.6KN)
     (最大削孔長20mとしている無足場アンカー工法機としては、十分な性能を有しています)

 ※無足場アンカー削孔機は、打撃=エアー動力・回転=油圧動力とする新しい構成のロータリーパーカッション機
 ※開発ツール/最小削孔径70㎜で二重管削孔が可能な経済性の高いロストビットは2号機までに装着します
 ※開発ツール/世界初ダウンザホールハンマーとのW打撃を可能として3倍以上の岩削孔性能を高めた特許
  ツールスのインプッシュアダプタは削孔径90mm⇒2号機以上、径115mm⇒4号機以上に装着可能です。

  
  硬岩・超硬岩域は、削孔ロッド強度により超大型ボーリングマシンでも困難な削孔条件です
  特許開発ツールのインプッシュアダプタにより大型ボーリングを凌ぐ岩削孔性能を体験できます
  
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無足場アンカー工法の技術2/新発案で孔内亀裂によるグラウト逸失を解消
  
    ※従来の布パッカー対策方法に比べて30%弱で施工可能

  
   
  【グラウト逸失対策/途中亀裂 ・玉石混じり土への対応方法







          
グラウト逸失対策工/Cクラック歩掛


     
加工前/原材料・・・自然分解される充填材を3.5倍圧縮圧入


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  単管削孔(右列)/"孔壁が自立する"=削孔後、孔内が落盤しない土質の施工
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このように、単純な工程なので、比較的安価で技術も要らず施工できる。

切土補強土工にも使用されているが、
元々地滑りが心配される斜面の土質は、常識的に孔壁が自立しない

しかし、二重管削孔に比べ、発注者の知識不足もあり経済性だけを重視して採用されている実態が多い。

目的を果たせない無意味な施工となり、未来に残す負の遺産となるだけなので、これは考えて欲しい。


また、土質調査は、高所で破砕帯の地中は歪んでいるので困難を極め、また数カ所程度なので設計の

根幹となる孔壁が自立しないか否か、定着層の土層深度位置などを正確に把握する事は出来ない。

そのため、設計要綱等では施工前に設計の緒元を確認する為に基本試験(引抜試験)を実際に3本程度

実施し、調査データや設計が正しかったかを確認する事となっているが、知識不足で省略される事が多い


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単管削孔/高削孔長での困難性・危険について

通常のボーリングマシンによる二重管削孔では、鉄筋挿入工が高削孔長(m以上)の場合、

アンカー工の方が低経済性となる場合が多い(その点でNEXCO施工要領においても鉄筋挿入工の

二重管削孔の削孔長基準を7m迄としている)

一方、単管削孔は、簡易条件削孔なので低性能機で削孔しています。

しかし、最長削孔長は土質に影響され軟岩3m~砂質土5m程度が経験的な常識的範囲です。

 

1.【削孔困難】

最近、知識不足から5mを大きく超える単管削孔の設計を見かけます。それも、軟岩構成の土質なので

実質施工では、以下の理由で不能となります。それは、釣り竿と同じく細く長くなるほど先端は、

振れやすくなり、打撃(方向性支配が強いが推進が早すぎると曲がる)・回転
(方向振れの原因性が高く

打撃による破砕が不十分だと曲がる)
・推進(打撃・回転による削孔深度にあった推進圧)のバランスが

取れない削孔では孔壁が曲がります。特に高削孔長では、やみくもに掘るだけでなく、平地と違い

斜面は削孔方向に対して重力が横方向から作用するので曲がり易く、真っ直ぐに削孔する事が重要

なのです。つまり、二重管可能なボーリング機なら計器運転(それでも削孔径90mmは必要)が可能

ですが、単管削孔機は削孔径も細く、削孔長も短く、落盤しない固結した土質という簡単な条件での

施工が前提なので、削孔機も簡素な構造で、充分な計器も無く、ただ全力で削孔するだけの削岩機に

近い施工形態となります。さらに深度が進むにつれ、削孔対象は
軟岩となってくるので慎重に進めたい

けど強い打撃が必須という矛盾した問題が発生する。また、低性能なので削孔進捗するには先端で

独立して削孔する
ダウンザホールハンマーを使用するしかない。しかし、それでは先端に荷重が

かかり、釣り竿の先に重りを付けた状態で更に振れやすくなり施工は、さらに困難となります。

このようにして、孔壁を一旦、曲げてしまうと高削孔長なので修復不能となり、断念となります。

まさに石が混ざった砂山を針金で掘り進める繊細さが必要ですが、機械は貧弱で低性能なので

施工要綱を無視した単管65mm径の高削孔長施工(3m以上)は、極めて困難となります。


※釣り竿をイメージしてください

2.【鋼材挿入困難】

削孔長が5mを超えると設計強度計算から、τ=周面摩擦係数と剪断力の対比で鋼材の耐力として

必然的に25mm以上となります、重く長くなり、材先が孔壁に触れ落盤させ、挿入は困難となります

3.【グラウト注入困難】

単管なので削孔径は最大65mm。鋼材径25mm、鋼材が長くなると繋ぎ道具(カップラー)を使用するので、

鋼材25mmのカップラーは最大径46.2mmこの時点で65-46.2=18.8/2=9.4mm(両端の隙間)となり基準の

10mmに不足します。
また、グラウトホースを付けて先端からの注入もできず、孔壁土砂はグラウト

と接触すると急激に固結化して流動性は無くなります。狭いところでは、流動せずに詰まりやすく

なり、グラウトが全長を満たされず、固化せずカスカスになる危険はさらに大きくなります。


注/実行困難な設計が、不正施工(鋼材切断など)を生みます

※施工経験のある技術者は、即座に無謀な設計と判断できますが、受注してからのトラブルで困惑し

無理やり不正施工により竣工した事にする受注者も多く、大手なのに不正を行う事例も多く存在します。

例えば、多く見られるのが1や2に対して地中に埋めるので判明しない事を利用して、鋼材切断をしたり、

発注者も不正業者の指定した位置でしか検査しない等の背景から判明しにくい現状があります。

3に対しては、グラウトが充填困難なので、グラウトを薄めて流動性を高める。また、グラウトホースを口元

近くに引上げ先端付近だけ埋め、フローさせて全長充填した事に見せかける
等、元請も知識がないので、

騙されているのが現状です。

                                                                                
★防止方法は、発注者が指定したランダムな位置での検査実施。時間はかかるが、真摯に向き合い

1本は最後まで確認する。不正した元請(施工責任)を指名停止にする等が効果的ですが、何よりも

施工要綱に沿って、正しく設計し鉄筋挿入工(単管~3m、二重管~7m)を守る事です。

施工許容範囲の設計なら、わざわざ犯罪となる不正をする業者はいません。


※この裏付けとして、公的資料でも施工要綱として明確に指定されています。



【補足説明】

通常のボーリングマシン削孔では、鉄筋挿入工が高削孔長(m以上)の場合、アンカー工に比べ低経済性となる場合が多い

(要領においても鉄筋挿入工の限度基準を7mとしているp72)が、無足場アンカー工法は、ボーリングマシンであっても

足場仮設が不要で削孔性能も高いので、無足場アンカー工法に限り、挿入鋼材が安価な分、鉄筋挿入工が優位となります。

また、単管削孔は簡易条件削孔なので低性能機で削孔できる工種です。その為、最長削孔長は土質に影響され軟岩3m~砂質土5m程度

が常識的な範囲です。また、大型ボーリング機と同じ削孔方式であるロータリーパーカッション二重管削孔は無足場アンカー工法の場合、

全土質で削孔長20m迄可能です。他は大型ボーリングしか性能的に対応できません。

※無足場アンカー工法は、明確な性能証明としてコリンズ番号を表示した10m以上の高削孔長/グランドアンカー実績が

近々も含め30件以上あり、製造メーカーによる削孔機性能比較資料により妥当性を確認できます。

 



【補足説明】  以下は、土質構成から二重管削孔である事が必須。対策できない単管削孔が代行できるものではない

   鉄筋挿入工発注数の平均崩落深度2mは、滑り土砂深さの事。つまり、それを
   抑える為に定着層が1.0m~1.5mは必要と思われ、さらに安全率や周辺の
   脆弱環境判断から3m~5mの削孔長設計が多いと推察されます

★二重管削孔は、以下に説明する装備が最低必要です。特にウォータースイベルは重く削孔能力の低い
 削孔機は負荷大で装着できませんが、装備無しで可能を吹聴する者はすべて確実に不正施工業者です。
 SD工法など不正業者は騙せる相手の実力を見ています。しっかり学習して備え駆除してください



           
二重管機械構成と削孔性能比較

 




 
★どんな理屈で二重管可能となるのか?
  全国的組織の技術的信用を墜とした全国特定法面協会推奨の施工方法


    
 
★高削孔径、高削孔長施工では、落盤土質の土圧に梗塞され抵抗しながら強力に回転施工する為に

  人力では到底外せない程に外管同士が強く噛むので専用切り離し機は必須です。
 
  その他、人力程度で可能な工程は無く、内管も特殊レンチで機械動力を利用して安全に外します

 

                                                                  ▲ページの先頭



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