植生限界勾配60°以上でも高防錆金網と植生環境カプセルにて表層安定と緑化保護を実現する唯一の製品 ! 植生限界勾配での緑化施工/特許工法アイビーウォール 鉄筋挿入工 グランドアンカー工の最適工法、広く土砂災害に活用でき、二重管削孔も可能な高性能工法
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@工法概要/植生限界勾配でも植生可能とした特許技術 |
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【施工手順】 @ 防錆強化菱形金網施工で早急に剥離などの表層保護対策を行う A ロストビット工法での二重管削孔にてアイビーの植生環境空間を地中に作る B 植生環境カプセル(空気・水分・肥料・媒体弾力性を確保する)を地中に挿入する C 表層部に植生環境ポットをカプセルと結合させ、アイビー苗とともに設置し、 D 植生環境ポットと斜面隙間を土などで塞ぎ、植生環境ポット内に培養土及び水分などを補充する ![]() ※地中環境での現地実験では、設置後90日の吸水体に蒸発などの現象は確認できなかった ※植生環境カプセル及びポットは、竹屑を加工した成分で成形されており、土壌バクテリアにより 完全分解するエコ製品です ※高防錆金網及び植生環境カプセル及びポットは、自然に融合する国交省指定の茶色加工が してあるので反射が無く道路脇施工においても眩しありません。 また、施工後すぐに観光地などの景観に融合し違和感を最小限に抑えます。 ![]() ******************************************************************************************************************************** A植生限界勾配でも植生成功実験経過 【 実験環境 】 このような5分勾配法面に数種類のつる植物や 試料配合比を変えた試験体を設置した実験法面を気候条件など環境の違う数カ所に配置した。 【 期 間 】 2017.8現在/-18ヶ月〜現在進行中 ![]() ![]() 現在は下画像にあるように、新たに追加した立草本が前面に先行して覆ってるので日陰を作り 蒸散作用により湿潤環境となり、背面のつる植物(主植物)の成長はさらに促進されています 【ポット内に草本配合例/主植物だけ環境改善している】 主植物を伸長させる為にメドハギを混植して日陰を作り環境改善。 ![]() 【主植物ポット下にプランター追加配置】 【プランター植物が日陰を作り主植物が伸長】 ![]() ![]() ★プランター無し環境と比較できるように2カ所のみ設置した。プランター位置の試験体の伸長を確認 ![]() ★設置経過1年で植環カプセルを解体すると最深部まで根張りが確認された。 つる植物の特性として周辺に巻き付いて成長するので千鳥配置にする。伸長したつる植物は法面を覆い、 日陰と植物蒸散により植生環境を改善し広がります。ここまでになるとプランター植物が枯れても影響ありません 環境庁施工では、環境保護のために原生種(在来種より古種)のキズタを使用するので、キズタも対象植生種として 実験していますが、ほぼ同等性能を発揮しています。 ![]() ********************************************************************************************** B老朽化モルタル法面調査と崩落懸念の現状 ○モルタル吹付工の老朽化対策 【背景と問題】 法面表層保護工は、緑化工が基本ですが、植生限界勾配法面(勾配60°以上)では、 幼根が根張りできず重力の影響で切断され成長できません。 その為、従来はモルタルを全面的に吹付けて表層を守るモルタル吹付工が採用されてきました。 しかし、これも他の吹付法枠工と同じくセメント強度の大敵である空気でモルタルを運び、 そのまま法面に空気で吹付ける方法なので、強度が発現しないのが常識です(注1参照)。 (なぜ採用されたかを推測すると当時、対策が急がれたが、適当な技術が無かったので、 とりあえず改良は後世の開発に期待した等々)その後、残念な事に新技術が開発されなかった ので、現在まで生き残ってしまった工法と思われます。 しかし、最近(施工35年程度)になって吹付モルタル片が剥がれ落ちる問題が発生しています (注1) 地上施工では、商品化されたレディミクストコンクリート(工場生産)でも、バイブレータ (振動で空気を抜く)で空気抜き処理を全体に施し、その移動も細かく規定されて、 やっと強度を発現させている。この点からも当初から強度が出る工法ではありません 【対 策】 対策工法として老朽化した法面の亀裂や浮いた隙間を充填する部分対策工事がありますが、 亀裂が発生した時点で、他の一見問題の無いモルタル法面も対策しなければならない老朽化 が進んでいます (下図の老朽化調査画面では全面が黄色以上)つまり、一部の亀裂を修復して も有効ではありません。また、モルタルと地山の隙間深度等を法面工技術(ぶら下がり移動)の ない設計者が、対策範囲を詳細に目視調査できるのか?など現実的な問題が多々あります。 そこで、無足場アンカー工法は、法面全体を防錆金網で早期に表層保護し、さらに自然植物 群落を斜面上に繁茂展開する技術開発により、老朽化対策などの今後の維持対策の必要ない 景観向上を高める仕組みで対策します。これは、先に問題を挙げた工法と照らしても全面対策 なので部分対策に比べ、目視調査で十分であり、多額の費用や時間を要する調査も簡易レベルで 可能です。 詳細調査(対策域深度は把握できない)による設計に対し、設計根拠の正しいものとして成立します。 また、追加対策として日光による既設モルタルの表層焼け法面に触れた際の、植物の葉火傷を防止 するために盛夏季には、一時的に寒冷紗による覆いで対策します ![]() ![]() ![]() 老朽化したモルタル吹付斜面 老朽化調査/赤外線による表面温度調査 法面全面対策施工なら、目視調査で十分! 部分対策は詳細調査が必須/多額で時間が必要 多額で困難な詳細調査は不要 また、出来形に重要な隙間深さなども把握困難!
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