NEXCO切土補強土工設計・施工要領より抜粋して解説します。
★他の技術解説書の指針となっている要領です。
1.単管施工範囲/実際の削孔長について
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【補足説明】
通常のボーリングマシン削孔では、鉄筋挿入工が高削孔長(7m以上)の場合、アンカー工に比べ
低経済性となる場合が多い(要領においても鉄筋挿入工の限度基準を7mとしているp72)とされて
ますが、これは、削孔長が7mを超えると完全に大型ボーリングの範囲となり足場仮設増大などの
高経費となるので経済性の逆転が起こるからと思われます。
【単管削孔/限界削孔長】
簡易条件での削孔なので低性能機で削孔できる工種です。その為、最長削孔長は
土質に影響され軟岩3m〜砂質土5m程度が常識的な限界範囲です。
【二重管削孔/必要削孔性能】
大型ボーリング機が例外なく実施しているロータリーパーカッション削孔が常識的に必須です。
その他機では、構造改革の削孔機を独自開発した無足場アンカー工法機だけが可能としており、
土質を限定せず、硬岩を含めた全土質で削孔長20m迄(機械性能は30mレベル)可能です。
その他の自穿孔・ケーシング削孔・インバータヂゼル・クライミング削孔など詭弁にまみれた施工で
二重管と呼べるものではなく、知識のない発注者・設計者を愚弄する工法です。
※無足場アンカー工法は、明確な性能証明としてコリンズ番号を表示した10m以上の
高削孔長=グランドアンカー・排水ボーリング実績が近々も含め35件以上あり、
ロータリーパーカッション二重管施工も220件以上あります。
また、他社大型ボーリングとの比較による削孔機性能資料(製造メーカー作成)により
客観的に次元の違う性能を確認できます。 削孔性能比較
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※このデータは、当時(本書平成19年発行なので平成18年迄)の使用削孔機の低性能やケーシング工法
等の不正技術により、削孔長4m以上の施工では時間がかかり過ぎるか、或いは岩質により不能となり、
施工停滞等により経済性が著しく低下するので実質4〜5mの施工が少なかった側面もあります。
現在、大型ボーリングによる二重管工法設計が多くなり削孔長は4〜6mが主流となっているように
思われる事から、そもそも鉄筋挿入工の効果的な多くの設計長は4〜6mではなかったかと思います。
この事からも、当時から全国特定法面協会により誘導された小規模仮設足場施工=軽量工法である
軽量ボーリング(ケーシング工法)等の虚偽性能(最大削孔長10m可能としている)の実態が推測されます。
つまり、ゼネコンの虚偽技術を信じて採用したら性能不足で停滞した・・・
設計者も身内の恥で問題提議しないので次々に騙され続けた実態ではないのでしょうか?
未来の為に問題視して是正する行政も増えています。勇気を持ちましょう
全体のまとめ・・・
1.単管削孔は一般的な削孔径が65mmと細い為に削孔長が長くなると釣り竿のように先端がたわんで
孔壁曲がりが発生し、削孔障害となります。また、同時に土質により削孔長は大きく異なり施工範囲として
二重管削孔可能機に比べ低性能機なので抵抗の大きい軟岩は3m、砂質土で5mが限界となります。
2. 上記を超える条件では、単管設計であっても現実的に二重管削孔となります。その場合は必要な削孔機
性能が大きくなりますので、削孔作業員の技術レベル(二重管と単管は削孔方法が大きく違う)から根本的な
変更となります。設計者が実態を把握していると支障を防げ、鋼材切断などの不正施工を防止できます。
3.NEXCO要領は、かなり実態に近い指針ですが、工法開発の視点で数百の施工を実際に施工・調査をして
得たものですので、詳細版として補助知識としてください
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